日本の秋を思う香炉です。 蓋は咲きほこる金と銀の菊。 側面① 鳥居と五重塔、そして桜の木と満月（または太陽）が描かれています。これは春の風景で、京都の清水寺や奈良を思わせる情景です。 側面② 紅葉が舞い散る様子が描かれています。これは秋のモチーフで、もみじの美しさを表現しています。 側面③ 雪景色の中の金閣寺（鹿苑寺）です。背景には山（恐らく比叡山）があり、冬の京都を表しています。 側面④ 梅の花が咲いています。これは早春を象徴する梅の木で、春の訪れを表すものです。 この香炉は四季折々の日本の風景と文化的な建築物をモチーフにしており、日本の美意識と自然への敬意を表したものと考えられます。 歴史ある伝統の技に培われた銀製品、その独特の渋い光沢や重量感にあふれた風格と薫り高い気品により、殿上人や大名、武家などに愛蔵されてきました。本品は、高度な特殊技法を駆使した精緻な作りが深い芸術性と伝統的な趣を醸しだしています。飾り香炉としてもお勧めです。 職人技の伝統工芸◆銀製の高級香炉 目立った傷汚れはないように見えますがシルバー特有の硫化は少しあります サイズ：高さ約8.5cm×幅約7cm×奥行き約7cm　約434g 材質：銀 金メッキ 箱：桐箱 種類...香炉 主な素材...銀 金メッキ 明治 大正 昭和 管理No7766